はじめに
私は血液透析をし始めてからかれこれ30年を越えましたが、最近つくづく考えることに結婚することができたことは、本当によかったと思っている。
この話題について、少し書いてみようかと思う。
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結婚への葛藤
私は透析を始めて、障がい者となってから、結婚は無理と半ば諦めていたのだが、どこかではパートナーが欲しいという思いと、やっぱり相手に迷惑をかけるんじゃないかという思いでいつも心の中は葛藤していました。
たぶん、同じ思いをしている障がいを持った方は沢山いるのではないでしょうか?
出会いと心配
私の場合、運? よく同じ職場で出会った妻と結婚することができたのだが、それも、心のどこかでパートナーを求める気持ちが相当強かったからかもしれない。
しかし、出会ってから食事とかデート? をしても心のどこかで自分の身体のことが気になってなかなかそれ以上進むことができなかった。
でも、その考えを変えてくれたのは妻のことばだった…。
障がいを持った方は、まず相手に出会うことからどうすればいいのか悩んでいる人も多い事だろうし、それから先のことを考えると、障がい者がパートナー、特に健常者と出会うことはなかなか困難なことではあると思う。
しかし、それでも中には、障がいを理解してくれたり、気にしない人もいるのは確かである。
もちろん障がい者同士が結婚することも良いことではあるが、ある知り合いは、いざという時とても不安なんだと言っていた。
もう一人の知り合いで重度障がいを持った方も最近、結婚という形はとらないが、健常者の方と半同棲をしている。もう結構な高齢なのだが、なんでもずっと私が羨ましかったと最近聞かされた。
妻は私の病気の事はわかってはいたが、気にしてはいなかった。
付き合っていくうちにわかったことは、妻は私の身体の事はまったく気にしてはいなかったことだった。
あまり透析について知識がなかったのかもしれないが、それよりも、素の自分を見てくれているなとわかったことだった。
そこで思い切って妻に、おれは障がい者なんだぞ、いいのか? と聞いてみた。
それを聞かれた妻は、きょとんとして何を言っているんだ? みたいな表情で、えっ関係ないよー。と言ったことだった。
そのとき、自分の中の悩みと思い込みの心がすーと解けていったのである。
よかった。と思ったが、今度は、相手の家族に話さなければと考えると、また重くなるのであった。
でも、それからは早かった。結婚に向けてトントン拍子にすすんだのである。
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私は、小さい頃から親に苦労している人と一緒になりなさいと言われてきました。頭のどこかにはそれが染み付いていたと思います。
私は結婚するなら、恋愛結婚と決めてました。それも、自分から好きになった人と…。
夫に出会ったとき、その人の全体の雰囲気が、なんか守ってあげたい。というような気持ちと、性格を知っていくうちにどんどん好きになっていきました。
終わりに
結婚して色々なことを経験してきました。
2011年には東日本大震災を経験し、さらにその年には私が脳出血で倒れるといった事を通しても、妻がいたから今があるなー。とつくづく思うのである。
妻にしてみれば本当に大変だったと思います。でも、今ではお互いなんでも言い合える自然な関係になったと思います。
これも、諦めずにパートナーがほしいと願ったことも大きいのではなかったのかとおもうのである。(参考を参照のこと)
よく引き寄せの法則とかいうが、本人の気持ちが強いほど形になりやすいのかもしれない。
妻からの記事↓
https://hurari19.com/archives/1910/
とにかく負けない心で、先を明るく見ることがなにより大切ではなかろうか。
参考:
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