腎移植に至るまでの果てしなき道|抜歯の巻

腎移植に至るまでの果てしなき道|抜歯の巻

歯科検診




何回か前に腎臓移植について書いたが、そのパート2である。

何せ30年も前の話であるから、今とは大分変っているとは思うのだが・・・。

当時腎臓移植のため入院していた人は3〜4人はいたと思う。

その中で一人気の合うヤツがいて、年も近いことから、何をするにも一緒だった。

あるとき、移植したあと感染してはいけないからと歯の検査にその友達といったのだが、二人ともまだ生えていない親知らずがあるとのことだった。

生えてはいないが、万が一感染源となってはいけないからと、抜くことになった。

 

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後日、まず私から抜くことになったのだが、なにせその親知らずは、まだ生えていないだけでなく、親知らず自体が横を向いていて一生、生えることのない親知らずだったのである。

研修医らしき人3〜4人に囲まれ、顔全体に口のところだけ開いた布を被せられ、麻酔をかけたはいいが、両手を押さえられ、あとはまるで大工か彫刻家のようにノミは使うはカナヅチなのか、大変な目にあい、二時間かかってやっと抜けたのであった。

こんな酷い抜歯はいままで経験したことのないものであった。

フラフラになり、なんとか部屋に帰り、パンパンに腫れた私の顔をみて、友達は大笑いして、二時間もかかるとは凄いなー。とまた笑うのであった。

エライ目にあったのは・・・。

次の日、今度はその友達の番である。

私が、舐めてかかるとエライ目にあうぞ。と忠告したが、友達は一時間もかからないうち来ますからと言って、歯科外来へ行ったのである。

それから、一時間がたち、結構かかってるなー、と皆で話していた。

そして、二時間が過ぎ、おいおい、おかしいぞとなり、二時間半が過ぎ、どうしたんだろう、あまりにも遅すぎると皆心配しだした。

そして、三時間が過ぎた頃になんと、車いすに押されて私よりパンパンに腫れた顔でぐったり疲れた姿で帰ってきた。

帰って一言。甘く見ていたー。

だから、言ったじゃないかと、笑いを必死に堪える私がいた。

なんだかんだで、移植までの道は長かったのであった。

 

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