田舎は事件だらけ 其の二

田舎は事件だらけ 其の二

おばちゃんの日常

田舎のおばちゃん達は食べ物をよく分けあう。

だからいつもおかずに困ることはない。

実家のまわりは皆、畑を持っていて、収穫の時期になると、大変だ。

毎日いろんな野菜が玄関に集まってくる。誰がおいていったかわからないが、うちのばあちゃんは、これは誰でこっちは誰だと分かるのが不思議だ。

向かいの家からは商品にならないピーマンがダンボールでとどく。

商品にならないといってもすこぶる立派なピーマンだ。

贅沢な話だが、毎日とどく野菜を見ると恨めしく思う。

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しかし、友達に分けるとすごく喜んでくれる。世の中というものは良く出来ているものだ。

この前、アイスを食べようと冷凍庫をあけると、タコの足が一本入っていた。それも立派なタコ。

ばあちゃんに聞いても知らない。誰が?。

そしたら、次の日、近所のおばちゃんが来て、タコくったか?と聞いてきた。

腐るとダメだからと思って、誰もいなかったから、冷凍庫に入れておいたじゃ。と一言。

田舎の家は鍵はかけないのが当たり前なのだ。

おかずにだけならまだしも、ばあちゃんがいないのにも関わらず、近所のおばちゃん達はうちのコタツにちゃっかり、あたっている。

ちなみにコタツはマメタンコタツだ。

マメタンは朝入れると、夜まで温かい。省エネに一役かっている。

そんなこんなで、田舎は毎日が事件であふれている。

事件は会議室で起きているんじゃない、田舎で起きているんだ!

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