透析患者の災害時の自己管理|レトルト食品を有効に

透析患者の災害時の自己管理|レトルト食品を有効に

透析患者の災害時の自己管理

最近、地震や台風など多くの災害が発生している。

東日本大震災では、透析時間の短縮や限られた食品の中での食事、ガソリン不足で通院が難しくなったりと、たくさんの問題が出た。

今こそ、改めて災害時の備えについて考えていくことが大事と思ったので、災害時の備えについて看護師さんや栄養士さんから教わったことを、わかる範囲で書かせていただきたいと思います。

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まず予想される事態としては

 ◎透析が何日か出来なくなる

 ◎透析回数の減少

 ◎透析時間短縮

と、いつもより十分な透析が行えないので、食事管理が大事とのことでした。

災害発生後の食事管理

★主食(ご飯、パン、餅など)はしっかり摂る。

透析が出来ないからといって、控えるとエネルギー不足から、体内では筋肉を分解して、代替のエネルギーを必要とするため、タンパク質やカリウムが生じ、タンパク質は尿毒症、カリウムの蓄積は高カリウム血症を招くので、エネルギー確保は大事。

ご飯だけで必要エネルギーが半分とれる。

★タンパク質、塩分、カリウムはいつもより控える。

タンパク質…いつもの2/3の量。

控えめにすることで、カリウムやリンの摂取量も抑えられる。

塩分…喉が乾き、水分の摂取量も増えるので体重増加の恐れあり。

避難所でカップ麺や汁物が出された時は、麺や具だけ食べて汁は残すようにする。

カリウム…野菜ジュース、果物、ドライフルーツ、ナッツ類はカリウム多いので、非常食にはむかない。

備蓄のときは、果物の缶詰めがオススメ。

備蓄は、普段から最低4日分の食料と水を用意しておく。

特に調整が出来ない時なので、タンパク質、塩分、カリウムなどが元々調整してある食料を備蓄しておく。

常温で保存出来るもの。レトルトを温めるガスコンロも大事。

:参考食品:

主食…レトルトご飯、真空パック餅、パン缶(スーパーやホームセンター等で販売されている)

「アルファ化米」は水を加えるだけでご飯が炊きあがるものもあるようだ。

おかず…魚の缶詰(さばみそ煮、水煮)一回に食べる量は1/3程度。

低タンパク用のレトルトカレー、酢豚、すき焼き、肉じゃがなど(PLCシリーズ)(病院の売店等で販売されている)

100kcalシリーズ(グリコ)(スーパー、調剤薬局、ドラッグストア等で販売されている)

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薬は常に持ち歩く

★普段から薬やお薬手帳を持ち出せるようにする。

災害時はどのような状況になるかわからないので、お薬手帳は万が一、他の病院での透析になった場合の自分の情報源として大事。

災害発生時はすぐに薬を手に入れることは難しいので、何日か分をまとめておく。

★他の病院になる場合も考えて、自分のドライウェイトと針を刺す部位を日頃から確認する。(お薬手帳などに記入しておくとよいかも)

我が家の備え

東日本大震災の時、ラジオやテレビで病院の情報など流れた記憶がある。

その情報により、他の病院からの透析の患者さんも多数きていた。

食べ物に関しては、病院の売店から、タンパク質調整のカップ焼きそば、カレー、カリウム調整の醤油など、調整しているものを常備している。

そして、薬は常に4日分の薬はカバンと車にいれている。

ただ、車の中は、夏場暑くなるので、頻繁に取り替えている。

そして、車の中には、もし、家に入れなくなった時のために、数日間の着替えなども入れている。

東北大震災の時、病院から家まで30キロ以上あって、ガソリン不足になり、病院に通えない危機感でつらかった。

それが直接の理由ではないが、今は病院まで歩いて5分で着く場所に引っ越してきた。

やはり、いつも通っている病院が近くにあることは、本当にありがたいと感じる。

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