般若心経について|とらわれを捨てる

般若心経について

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お経で一番馴染みがあるのはやはり、般若心経ではないかとおもいます。般若心経とは般若波羅蜜多経の略で、「悟りの智慧の完成」を説く経典です。

般若心経は、ほとんどの寺でも読まれていて、結婚式でも読まれるくらいだから、ある意味オールマイティなお経なのかもしれない。

お経の解釈本も多数出ていて、般若心経は一般に「空」(くう)を説いているといわれるが、この「空」を知るには字づらを理解しても「空」はなかなかわからないという。

お釈迦さまもこの「空」を弟子に理解させるために相当の年数をかけたといわれるから、この「空」を本当に体解することは、悟りの一歩手前までいくことににもなるくらい難しいことなのだろう。

弘法大師空海もこの般若心経について、素晴らしいお経だといっていたときいたことがある。

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そもそもいくつもの般若経典が存在していますが、これらを集大成したものが全六百巻にもおよぶ大般若経であり、この真髄を集約したものが般若心経といわれています。

般若心経の講話とか書物は山ほどあるが、それらを聞いたり、読んだりしても般若の空はわかりません。でも、一口で空とはどういうものか? というと人間本位のとらわれを無くしていったものといわれます。

真空妙有(しんくうみょうう)といいますが、その真空を説いたものが般若経といわれ、妙有とはどういうことかというと、いろいろな経験を通して、自分本位のとらわれを捨てたときには、み仏様は涅槃の教えとともに生きるという、その原理を会得することができたとき、これが妙有だといわれています。

出家の修行者でさえなかなか得られない境地なのだが、在家でも、我のとらわれを捨て、般若の関門を通過して、転生出離したなら、み仏に生かされる喜びの妙有の境涯が開かれることもあるといわれる。

ちなみに、般若心経を千回唱えると願いが叶うといわれています。しかしこれは、自分のためではなく、他のために行うようにしましょう。

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