東大・早慶卒「俺たちは働きたくない」甘ったれ主張に林先生は…
高学歴ニートにホンネ授業
その中で、慶應義塾、東京退学と輝かしい学歴を持っていながら定職に就かない人たちが林修氏に思いの全てを吐き出す。
まず、林先生から
「一回きりの自分の人生をどう使うかは基本的自由。人に迷惑をかけていないんであれば〝ニートはダメだ〟という考え方は、個人的に反対はしない」
自分自身も大学を卒業して、銀行員として働いたが、何も考えず5ケ月で退職。よく自分でもわからない〝空白の3年間〟があり、借金を抱えたりしていたが、今は人に迷惑をかけない人生を送っている。と語る。
★親のスネは…かじれるならかじれ
慶應義塾卒のニート…親からの仕送りで生活。
「親からお金をもらってスネかじって生きています」と話す。
林先生 キミのご両親が納得している関係ならスネをかじる事はなんの問題もない。
国立大学卒のニートも「両親から家賃を払ってもらったり、お小遣いもくれる。」と話す。
林先生 これはあくまでも僕と自分の子どもの関係ですが、自分の子どもがこれから大きくなっていく中で、どれだけ僕のスネをかじるか楽しみ。
親として自分の子どもが他人に迷惑をかけると困る。迷惑をかけるなら世の中に送り出した俺にかけてくれ。
「親がいいなら」スネをかじれ!
感想 私もスネをかじりたかったけど、わたしの家は裕福ではなかったので、服を買うにしてもアルバイトして買っていたので、夢とかを考えるより、早く就職した。スネをかじること自体考えたこともないかな。
★すきなことだけやってると、提供されない公共サービスが出る
IQメンサ会員ニート 最高の頭脳を持ちながら1日10時間はゲームに興じる。
「人生の貴重な時間を他人のために使いたくない」と話す。
林先生 好きなことをやってカツカツでもいいいやっていう人には基本的に否定はしない。
ただ、自分の人生だから好きなことをして税金も払わないという選択が全体の中で一部なら社会は成り立つ。
それを普通に働いている人がみんなそれをやったら社会は破たんする。
慶應義塾卒 社会の全員が好きなことをしても社会はまわる。
林先生 もうすでに「フリーライダー問題(税金など義務である社会的費用を負担せず、公共のサービスを受ける人々)」というものが研究されている。
次第に社会的サービスは穴が開きまくる。思っている以上に日本社会の恩恵を受けている。
趣味だけで道路網が発達するのか? 国防は? 警察は?
慶應義塾卒 趣味でお金を稼ぐ決意があった上で。
林先生 みんなの利益にはなるんだけど、それに対してはみんなお金を払おうとしない社会的サービスが山ほどある。
ゴミ袋は有料だが、ゴミを処理するためには焼却場必要。それを誰がお金を出しているかだ。
キツイことを言えば「年収890万~920万」ないと社会のお荷物と書いている人もいる。
満員電車に揉まれ、辛い思いを頑張って働いていることで社会を支えている部分は大きい。
★仕事が出来る人の条件
早稲田卒のニート 早稲田卒なら良い人生のはずが…でニート生活
林先生 社会で要求される能力は「解決する能力と想像力」。このどちらかを持っていれば「あっ、この人できるね」と思われる。
できる人は学歴は関係ない。今話題になっている人でZOZOTOWNの社長は高卒。学歴がなくても、採寸せずにスーツが買えるシステムを創造して成功した。
★人間の願望は環境や情報など〝偶然〟に生まれるもの
早稲田卒のニート 実家暮らし、月1000円の収入
「好きな仕事じゃないと働きたくない」と話す。
林先生 社会で働くにあたって、大切なのは「やりたいこと」か「できること」これが人生の分かれ目。
「できる」「できない」は必然。「やりたい」「やりたくない」は偶然のこと。
人間の願望は環境や情報とか外部の要因に出会ったもの。ゲームを作りたいと思っても、もし自分が100年前に生まれていたら、ゲームを作りたい願望はなかったはず。
だから「やりたい」ことは絶対的ではない。
できることをやろうと思って予備校講師になったら、30年間うまくいかなかったことは一度もなかった。
★テレビ初告白「やりたい事」より「できる事」を選ぶ理由
やりたいことは本を書くこと。
ある人から自己啓発の本を依頼された。自分は無理と思ったが、他人には自己啓発の本を書ける人間に見えることに気づき、書いたら、100万部売れた。
そのあと、自分が書きたい事を本にしたら、まったく売れなかったという。
20200621の初耳学より
林先生が伝えたいこと。
これはもう・・・
過去に例がないことが起きていて色んな企業が対応できないものも責めきれないとなったときに・・・。
色んな情報やネットワークを頑張って手に入れてほしい。
必ず自分を助けてくれる情報や人々がいる。
と思いますから・・・。
諦めないで自分を救ってくれるものと繋がる努力をしていただきたい。
そして、もう一つのの50を過ぎた人間から言わせてもらうと・・・
確かに大変な状況ですけどまだ若い。
20年30年経ったとき若いから耐えられることもあってあの1~2年ホントにきつかったでも・・・。
「コロナを乗り越えたから今がある」・・・って言える可能性は非常に高いと思ってますから。
将来の財産になると思って歯を食いしばって何とか乗り越えていただきたい。
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