1グラムって何? 2018年11月16日 新しい重さの基準が決定される|チコちゃんより

1グラムって何? 2018年11月16日 新しい重さの基準が決定される|チコちゃんより

1グラムって何?

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1グラムはフランスにある金属の塊の重さ(質量)の1/1000

フランスに「国際キログラム原器」という金属の塊がある
産業技術総合研究所の研究員によれば…

小学校で習う重さの基準は
◎1辺が10㎝の立方体を満たす水=1リットル=その重さが1㎏
◎1g=1kgの1/1000

しかし水の体積は水温や気圧によって変動するので同じ重さを保てない。
どんな条件でも重さが変わらないものを「大体1kg」⇒1kgに決めて基準にすることが必要。

世界基準になる金属の塊「国際キログラム原器」がある

国際キログラム原器とは

国際キログラム原器はフランス郊外のセーブルという街の国際度量衡局というところで厳重に保管されている
◎3重のガラスのケースに入っている
◎真ん中にある円筒状のもので重さの基準となる金属の塊
◎130年以上前から保管されている
◎中は真空
◎金属は直径約3.9cm、高さ約3.9㎝
◎「国際キログラム原器」と呼ばれ世界中の1kgの基準とされている。
◎この金属の塊はコピーが作られ約50ヵ国に割り振られている。

日本にもある

実は研究員のいる「産業技術総合研究所」にも国際キログラム原器のコピーがあるそうだ。入っていると思われる大きな金庫のようなものが映されるが、昔は測定の担当者と天皇陛下、経産省の大臣しか見たことが無かったそうだ。
見せてもらえるか聞いたが、「今微妙な時期なので、開けられない」とのこと。

中を撮影した映像によると、
扉の次に扉があり、木の扉がある。それを開けるとコピーが2つと、さらにコピーのコピーがあり、130年間、重さの基準になっている、とのこと。

2018年11月新しい重さの基準が決められる
研究員の話によると

国際キログラム原器も100年単位で見ると汚れがついて質量が変わっているらしい。
汚れで重さが増えてきた⇒指紋や埃の影響なのか50マイクログラム重くなったという。

そこで、2018年11月、フランスで行われる国際度量衡総会で新しい重さの決め方が検討されるとのこと。これが微妙な時期の意味だった(速報!国際度量衡総会において新定義採択を参照)

産業技術総合研究所では、新しい重さの基準を提案する予定
シリコン製の球体
球体にしたのは角が欠けたりして重さが変わることを防ぐため。

ちなみに、定義を変えるか変えないか、多数決で決めるらしい。

50マイクログラムとは「ミジンコ5匹分」ぐらいの重さらしい。
「フランスがメートルとか重さの単位をみんなで作ろうってみんなに呼び掛けたから、フランスにあるんだって。
なんか産業的な事はフランスって感じがするわね」とチコちゃん。

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ちなみに、2018/11/16

速報!国際度量衡総会において新定義採択

11月13日~16日フランス共和国・ベルサイユ国際会議場において第26回国際度量衡総会が開催されました。 16日にはキログラムを含む基本4単位の定義改定が審議され、新定義が採択されました。全ての計量単位が原器という器物から解放される、歴史的節目となりました。今後さらなる計測技術の発展が期待されます。新定義は2019日5月20日から適用されることも併せて決議されました。
詳しくは計量標準総合センターSI基本単位定義改定特設ページを参照ください。

フランスで開催された国際度量衡総会で、約130年ぶりに、質量の単位キログラムの定義を「国際キログラム原器」という器物から、「プランク定数」という物理定数を基にした定義に改定することが決定されました。
参照https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20181116.html

ということで、

1グラムって何?

「1グラムはフランスにある金属の塊の重さ(質量)の1/1000」

  

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