ハリケーンが女性の名前のほうが被害が大きいのは?
世界的にここ数年台風は規模を増して被害も大きくなっているようだ。
ところで、地域により台風の呼び名も違うので注意。
台風 (Typhoon)
北西太平洋(正確には北半球の東経100度~東経180度)。
世界のトロピカル・サイクロンの中でも「台風」は、発生数が最も多く勢力も最強と言える。ハリケーン (Hurricane)
大西洋・北東太平洋(正確には北半球の西経180度以西)・南東太平洋(正確には南半球の東経160度以東)
北東太平洋に位置するハリケーンが、東経180度を西に越えた場合には、台風と呼ばれることになる。サイクロン (Cyclone)
もともと総称的な意味をもつ用語ですが、台風に相当するものを呼ぶための特別な用語がない場合、これを用いることがある。インド洋、南西太平洋、オーストラリア周辺などの地域がこれに相当します。
ウィリー・ウィリー (Willy-Willy)
オーストラリア周辺で発生する台風を呼ぶ用語としてよく紹介されますが、どうやらこれは全くの勘違いのようで、実際には、つむじ風(dust devil)、あるいは竜巻(tornado)に相当する現象のようです。
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/world.html.ja#id1
林先生知ってますか?
アメリカの台風 ハリケーンには人の名前が付けられているんですがその命名にはルールがあります。
アメリカ国立ハリケーンセンターによって1979年以降男女の名前を交互に付ける決まりとなっています。
2018年の場合
Alberto アルベルト
Beryl ベリル
Chris クリス
Debby デビィつまり台風の名前は規則的に付けられているだけ。
それなのに、女性名の台風の方が・・・
男性名より被害が大きい。過去アメリカに上陸したハリケーンによる死亡者数を見てみると、上位10件のうち、なんと8件が女性名。
なぜこのような事態に!?
男女の名前を交互につけているはずなのに・・・林先生は知ってた!
女性名と男性名だと、女性の名前が穏やかな印象だから、穏やかな印象につられて準備が疎かになって避難が遅れる。
男性名は何か強そうだから、すぐ逃げなきゃって思ってしまう。
お見事です。
女性名の印象から油断してしまい、避難が遅れる傾向にあるため。
いずれにせよ、名前の印象などに迷わされず、万全の注意で事に当たってほしいものだ。
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