バニラが高騰してるのはインターネットが原因?
なぜ価格が急騰?
世界のバニラの75%以上は、マダガスカル島で栽培されている。
世界のバニラの75%以上は、マダガスカル島で栽培されている。
主な理由は、2017年3月にマダガスカルを襲ったサイクロンで農園の多くが被害を受け、そこに需要が非常に高いために価格が高止まりしているという。
バニラがアイスクリームや洋菓子などの食品以外にアルコール飲料、化粧品などにも拡大したことで、需要が増加してきており、そこに災害で生産量が落ちたことでより高騰したようだ。
さらに、価格の高騰を見越した業者達によって買い占めが起こったため、さらに価格が高騰しているというがそのもととなったのは・・・。
林先生知ってますか?
5年前に比べてバニラビーンズの価格が1kg約7万円と高騰しているという。
銀よりも高価な食材となっている。
実際今年多くのアイス商品が値上げされるのもこれが一因となっている。
なぜインターネットが原因でバニラが高騰するのか?
林先生は知ってました。
マダガスカル共和国
国連が定める開発途上国の中でも特に開発が遅れている国に認定されている、むちゃくちゃ貧しい国。いままでそういう貧しい国から搾取する形でバニラを安い値段で先進国が買い取っていた。
そのマダガスカルをサイクロンが襲い、バニラの生産量が落ちてしまったところに加えてインターネットが使えるようになったマダガスカルの生産者たちが自分たちが安く売っているバニラが物凄く高く売られていることを知ってしまったため、値上げの要求をした。
買う方も要求を飲まざるを得なくなり、今、日本のバニラの価格が上がっているというわけ。
林先生お見事です。
マダガスカルでインターネットが普及したため、適正価格を知りバニラが高騰した。ちなみに、マダガスカルのインターネットの普及率は近年急上昇を見せここ10年ほどでおよそ15倍になったそうだ。
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