なんでサウナはやけどしないの?
サウナの発祥はフィンランドとされ、1000年以上の歴史があるとされる。
フィンランドでは多くの家庭にサウナがあるそうだ。昔からフィンランドでは、サウナは神聖な場所といわれています。
日本では1964年東京オリンピック後に普及したという。
サウナで思い出すのは、昔メガネを買って間もない時にメガネをかけたままサウナに入ってサウナの熱でダメにした経験がある。皆さんも気を付けましょう((+_+))
しかしチコちゃんは知っています…
空気のバリアができるから~
サウナの中はお湯の中と違って熱を感じにくいんです。
90℃のお湯ではやけどしちゃいます。それは分子の密度が関係している。
お湯は液体、サウナの熱気は気体。
液体は分子が緩やかに結びつきながらひしめいている状態。
そして、気体は分子が自由に飛び回っている状態。
液体と気体は同じ体積の中の分子の数が全然違う。
分子は激しく運動していて高い熱を持っています。
それが体に当たると体の分子を振動させて、熱を感じる。
サウナの中とお湯の中では体に当たる分子の数が違うからだという。
でも、体の周りにはそう簡単にやけどしない空気のバリアがある。
サウナの熱い空気から守ってくれる空気のバリアとは?
サウナの熱い空気の分子が体の表面の分子に当たります。
すると、体の分子に伝わります。この現象が繰り返し起こり、冷やされた空気の分子がバリアとなり、熱い分子が直接当たりにくくなる。
この空気のバリアのおかげでサウナを楽しむことができる。
熱い風呂でも体感している。入ったばかりは熱いが時間が経てば熱くなくなる。これも体の周りにバリアができることから。
この場合いわば、お湯のバリアなのです。でも動いたら熱いのです。バリアが失われてしまうから。
お風呂➡お湯のバリア
サウナ➡空気のバリア
空気のバリアができるから~
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