ファミコンゲーム音楽特集
ファミコンゲーム音楽特集
ピアニスト 清塚信也
世界的ピアニストがなぜゲーム音楽特集か?
清塚 名曲そしてねプロの技がとても多いんです。
村上 クラシックやってきていらっしゃる先生から見てもこの出来というのが凄いということですか?
清塚 そうです。
清塚が唸ったファミコンゲーム音楽
↓
スーパーマリオブラザーズ
任天堂
1985年発売のゲームソフト
全世界で4000万本以上販売
↓実は
容量は40KBしかない!
↓つまり
制限の中でいかに効果的な曲を作れるか?
40KBはスマホの写真1枚2M以上の50/1の容量でスーパーマリオブラザーズ50個分で1枚の写真ができる。
アクション、画、音楽全部含めて40KB。かなりの制限の中でいかに効果的な曲を作るか。
スーパーマリオブラザーズ音のデータ
↓
3つの音+ノイズ音なのに
いまだに皆さんが口ずさめる!
①地上ステージ
注目は「曲の始まり方」
↓
ワクワク感が止まらない「半終止」曲がまだ続きそうな終わり方。
そして、ラテンのリズム。楽しい音楽が多い。
②「城ステージ」
注目は「音程」
「半音」の連続で不安と緊張を演出。
宿敵クッパと戦うクライマックスシーン。
映画ジョーズのテーマも半音の連続で不安感を演出。
③地下ステージ
ベース音で地下を表し、ジャシーなフレーズで印象付け
④水中ステージ
3/4ワルツのリズム。で揺らぐ水を表現
⑤スターゲット
高速のレゲエで「最高のノリ」を表現
あと、ファミコンゲームの名曲として
◯ツインビー
疾走感のあるドラムとメロディーで勝負している。シューティングゲームにピッタリな名曲。
◯魔界村
アルペジオ系のリズムと半音階のメロディーが不気味さを演出。ベートーヴェン以降の悪魔化的なクラシックのよう。
◯ファイナルファンタジー
音色に限りあるこの時代に、これだけの個性のある眼を創りだしたことご素晴らしい。
・・・などなどでした。
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