なんで鉄はサビるの?
しかし、チコちゃんは知っています。
サビたがっているから~
そもそも鉄が自然界でサビるのは当たり前。
鉄がサビたがっているんです。
普段使っている鉄は加工されたもので、元の姿に戻ろうとしている。
鉄鉱石→鉄の材料
鉄鉱石にサビがついているのは本来の姿。赤茶色の部分は鉄の本来の姿。
つまり…自然界では鉄はサビている。
サビというのは鉄が酸素と結びついた「酸化鉄」のこと。
この石に含まれている鉄の酸素と結びついてサビいる状態。
しかし、私たちが普段目にする鉄は製鉄所で加工されてピカピカ。
このように加工された物質は元の自然な状態に戻ろうとする性質がある。
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なぜ、鉄鉱石が鉄になるのか?
まず、超高温の熱風によってコウクスが燃える際に、酸素とコウクスの炭素が結びついて一酸化炭素などの熱いガスが発生します。
一酸化炭素はより安定した状態の二酸化炭素になろうとして、酸化鉄が酸素と結びつくため鉄だけが残るという訳です。
これが製鉄所で鉄ができる仕組み。
酸素と分かれた鉄は再び酸素と結びつき、酸化鉄に戻る。
これがサビの正体だったのです。
続いて「転炉」と呼ばれる工程で強く加工しやすい鉄に変える。
溶けた鉄は鋳型に流し込まれ、冷やし固められていきます。
そして、鉄が酸素に触れてサビないように仕上げにコーティング。
完成した鉄はこの後、自動車や家電製品、こういったものに形を変えて、皆さんの暮らしを支えています。
ということで・・・
なんで鉄はサビるの?・・・
サビたがっているから~
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