この〝怒り〟をおさめるには?|ヘウレーカより

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この〝怒り〟をおさめるには?

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この〝怒り〟をおさめるには?

心の奥から湧き上がる感情 怒り。

厄介なその気持ちの正体を知るため又吉君が訪ねたのが・・・

比較認知科学が専門の川合信幸教授。

先生はとりわけ「怒り」など「負の感情」を専門としている。

そして、表情探し実験をする・・・。

結果怒り顔のほうが見つけやすかった。

怒っている顔にはどうしても注意が向く。

我々はトラブルに巻き込まれたらヤバイっていうふうに、怒っている顔は危険シグナルととらえ目が行くというわけだ。

そこで怒っている人の体の中で何が起きているのかを実験で確かめました。

怒り喚起実験 わざと怒らせるための仕込みだ

その結果

脳波 侮辱後
左優位
これは、普段はバランスはとれているが、「あっ」とこう近づきたいなってときに左側が強くなるという。

逆に怖がっているときは、離れたいと思い右側が強くなるという。

発汗の変化 侮辱後
発汗が増えていた。

このことから神経が高ぶっていたことが分かる。

心拍数 侮辱後
心拍数が上がる。

川合 すっごい腹立ったりしたらどうします?

例えば子どもの時とか考えると、たたいたりしますよね。

心臓が速く動いて、神経が高ぶるのは相手に攻撃しようとする準備状態。

血液を体の筋肉にたくさん送って神経も準備が良くなって、いつでも攻撃できる状態・・・になってるっていうこと。

怒ると神経が高ぶり相手に接近したいという気持ちが生まれる。

さらに、心拍数が上がり全身に酸素が行き渡るため筋肉も活性化する。

つまり怒るってことは「体が攻撃体制に入っている」ということ。

我々が生き残っているのはそういう危険から逃げてこれた、怒り顔をパッと見つけることで、怖いっていうふうなことが多いんですけれども、それを見て怖いと思うのは正しい反応。

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ミスや失敗で相手を怒らせてしまった。

そんな時するのが謝罪だ。

でも、謝って相手の怒りがおさまるのかというと・・・

川合 申し訳ございませんっていうんですけども、あれは私の持論では相手のために謝っているのてはない自分のために謝っている。

だから謝ったら相手攻撃できなくなるので、もう攻撃されなくてOKみたいな感じで・・・。

簡単な謝罪は自分を守るため。

実際に先生が行った研究では謝罪で取り除けるのは怒りの中の「攻撃性」のみ。

「不快感」は取り除けないという結果もでている。

では、相手の怒りをおさめる真の謝罪とは?

川合 謝罪ってこう謝ったらいいっていうものじゃなくって。

踏んじゃいけない地雷とこれ入れといたほうがいいですよ。

謝罪のNG要素
正当化
言い訳
問題の軽視
逆ギレ

謝罪に必要な要素
責任承認
後悔
補償

責任を認め表明する責任承認。

自分が悔いている思いを相手に伝える後悔。

相手が被った損害の補償。

怒りをおさめるには補償するのが有効。

アメリカの実験で興味深いものがある。

6歳の子どもたちにコップを渡しピラミッド状のタワーを作って遊んでもらった。

そして、完成間近になると・・・大人がわざとぶつかり崩してしまう。

この時大人がどんな行動をすると子どもたちが満足するか?

4つのグループに分け調べたところ、
自発的な謝罪   3.3
促されて謝罪   3.0
謝罪なし     2.6
一緒に作り直そう 5.1

だからちっちゃい子どもでも謝ってほしいわけじゃないんですよ。

元に戻して欲しいんですね。

まぁ要するに補償するわけですよね。それでスッキリするわけですよ。

口だけですいません すいませんだて言っても全然意味が無いってことなんですね。

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怒りにハンモックが関係しているという?

ハンモックに寝転んでいると怒りが抑えられるという。

そうすることで怒りの記憶が思い出しにくくなるという。

体の姿勢を変えることで脳をだますのだそうだ。

逆に体の状態も脳が見ている

体を前に倒すと怒りやすくなり、横になっていると怒りにくくなる。

あと、怒っているときに右手がグッとなったら、逆の左手をグッと握るといいそうだ。

怒りの根源にあるのは縄張りを守るため。なんだって考えがあって。

自分の命、家族、周りの人、秩序。

そういうものを乱されると我々怒るんですよね。

僕らが怒るのは自分にとって大切な「縄張り」を守るため・・・。

日本の場合だと殺人事件の半分以上は家族とか知人なんですよ。

知人まで入れると8割とかぐらいで。

大抵の場合なんかやっぱちょっと恨みつらみというか、根っこに怒りがあるようなことが結構あると思うんですね。

又吉 そっか。そこをちゃんとコントロールできたり、みんなが理解できたら。

怒りっていうのは何も攻撃をするためだけにあるんじゃなくってもともとはまぁ、自己防衛みたいな側面が強いんじゃとしたら逆ですもんね。それによって自分たちが危険になってるっていうのがね使い方として・・・。

参考

二つの勝利|瞋恚『いかり』

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