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なんで相撲はいつも決まった時間に終わるの?
しかし、チコちゃんは知っています。
いろんな技があるから知っておこう
現在大相撲の終了時間は、夕方5時55分を目安とされています。
日本相撲協会のHPには、大相撲の1日のスケジュールが載せられています。
始まりは朝8時。
櫓の上の太鼓の音で開場を知らせます。
そして朝8時35ごろ~14時15分ころが幕下以下取組(150番)。
14時23分から十両の取組がおよそ14番。
そして15時40分から幕内土俵入り横綱土俵入りと続き、16時10分から幕内の取組(約20番)。
最後の取組「結びの一番」を17時55分までに取り終えて、弓取式で1日が終了するのです。
今の相撲興行の基礎は、江戸時代中期に出来上がったんですけど、終了時間が決まっていなかった。
お互いの呼吸が合うまで、どれだけ時間をかけてもよかった。
明治45年には立ち合いで待ったを繰り返し、取組に1時間以上かかったこともありました。
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昭和3年一月場所(NHKラジオ大相撲中継開始)、取組に仕切り制限時間が設けられた。
「仕切りの時間」とは、力士が土俵に上がってから立ち合いまでの時間。
土俵に上がってもすぐには相撲を取りません。
しこを踏み、塩をまき、両者向かい合ってもまだ立ち合いません。
これを繰り返しお互いの呼吸を合わせていくのです。
実は幕内4分、十両3分、幕下以下2分と、1日200番近くある取組の時間をコントロールしている。
誰が仕切り制限時間を計っている?
審判員は全部で5人いる。
テレビ画面に向かって左側の審判が時計係審判といいます。
土俵を囲む5人の審判のうち、正面左側の方が時計係審判。
手にストップウォッチを持っている。
時計係審判員が右手を出す
↓
制限時間いっぱい
↓
行司がうなずく
↓
呼出しが力士に伝える
↓
行司が軍配を出す
↓
はっけよい!残った!でも時には「物言い」→長くなる
「休場」→短くなる
こういう場合は、時計審判員が仕切り回数を増減させる。
早く進んでいる時は土俵をほうきではいたり、呼び出しをゆっくり行ったりする。
色んな技があるのです。
なんで相撲はいつも決まった時間に終わるの?
いろんな技があるから知っておこう
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