中国地方の「中国」って何?
しかし、チコちゃんは知っています。
中間の国という意味
中国地方の中国は中間という意味で中華人民共和国とは関係ない。
中国地方とは今から1,000年以上前の奈良時代。
当時は五畿七道という地域の呼び方が既に存在していたが、この五畿七道とは別に都から距離によっても地域の呼び方がざっくりと分かれていたといいます。
今で言う奈良、京都南部、大阪、兵庫南東部を「畿内」と呼んだんですよ。
畿内から近いところを近国、畿内から遠いところを遠国、近国と遠国の間の中間の国々を中国と呼んだんです。
現在の鳥取、島根、岡山、広島のそれぞれ一部分と香川、徳島あたりを指していました。
しかし、今で言う中国地方は鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県のこと。
なぜこうなったかというと、畿内とここの博多大宰府は交通の要衝、商業の中心地でした。
ですからこの北九州と畿内を人々が頻繁に行き来していた。
必ず中国を通る、ここ全体を「中国路」と呼ぶようになりました。
それがやがて「中国」という言葉だけ残り、今の5県があるこの一帯を「中国地方」と呼ぶようになったのです。
そして1582年「本能寺の変」が勃発し、秀吉は信長の仇を打つため中国から京都へ・・・中国大返しをする・・・。
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実は畿内の東側にも近国、遠国、中国はある。
現在の福井の一部、岐阜の一部そして石川、富山を、昔は中国だったのです。
なんで東側は中国と言わなくなったかは不明とのこと。
ということで・・・
中国地方の「中国」って何?
中間の国という意味
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