犬の名前といえば「ポチ」なのはなぜ?
しかし、チコちゃんは知っています。
聞き間違いを聞き間違えたから~
犬の名前がポチになったのは、明治時代。
外国人が多く住んでいた横浜から、日本の犬の世界でも文明開化が始まった。
日本の犬の飼い方っといえば地域や長屋単位で放し飼いで犬を飼う「里犬文化」でした。
誰がみてもわかるように、「シロ」「クロ」「プチ」など見た目で付けられていた。
日本の犬は番犬として飼われていた。
外国人には特に吠えていた。
日本政府にうるさい犬をなんとかしてほしいと、クレームをつけてきた。
そして政府が新しい法律を作った。
「番犬規則」という。
犬は飼い主の名前と住所を書いた名札をつけて個人で飼うこととする法律。
飼い主がいる犬でないと生きていけなくなった。
その時から初めて日本人は、犬をペットとして飼う楽しみを覚えまして、洋犬を飼ってるのが新しい金持ちのステータスになった。
時は文明開化、犬の飼い方までも外国のまねをして犬と一緒に散歩することや、座敷や銭湯に犬を連れて行った。
そして犬に見た目ではない名前を付けることをまねした。
スポンサーリンク
ポチという名前はどこからきたのか?
日本人は見知らぬ犬を呼ぶとき、犬の毛色で言う。
白は「シロ」、黒は「クロ」。
「ブチ」は「ブチ」って必ず声をかけるんです。
英語でブチのことは「パッチ」っていう。
複数形で「パッチーズ」といいう。
それで「おっブチ」という言葉を、イギリス人は「パッチ」と聞いちゃったんです。
「プチ」➡「パッチーズ」➡「ポチ」
聞き間違いによる聞き間違いでポチが誕生。
どうやってポチは広まった?
文部省が作った最初の小学生の国語教科書にポチという犬が出てくるからなんです。
「ポチは すなおな いぬなり」
「ポチよ こいこい」とイラストで書かれている。利口な犬・素直な犬として登場。
更に「はなさかぢぢい」の歌に登場。
★うらのはたけで ぽちがなく~
これで日本中に定着したと考えられる。
犬の名前=ポチ

犬の名前といえば「ポチ」なのはなぜ?
聞き間違いを聞き間違えたから~
番組公式ページへ