なんで眠くなると目をこするのはなぜ?
しかし、チコちゃんは知っています。
全身を目覚めさせるスイッチがそこにあるから~
松尾清先生によると・・・
眠くなってまぶたをこすったとき、まぶたの中のミュラー筋をこすっている。
私達の目にはまぶたを動かす筋肉がありその先端にあるのがミュラー筋。
このミュラー筋の大きさは2㎝×3㎝くらいの小さな筋肉なんですけども、このミュラー筋が全身を目覚めさせるスイッチ。
このミュラー筋が引っ張られたり、瞼をこすって振動を加えたりしますと、脳が覚醒して交感神経が緊張して、全身の血流が増えて筋肉にも力が入って全身を覚醒させることができるんですね。
そんな大事なスイッチがなぜまぶたに?
それは我々人間が狩猟や戦うときに、突然スイッチを入れて興奮状態になるために、必要だったと考えられます。
目を見開く➡ミュラー筋が引っ張られる
つまり人間は獲物を取り逃がさないために、まぶたに体を目覚めさせるスイッチを得たと推測されます。
先生によると目を10秒擦れば、交感神経が緊張し、体の隅々まで血液がめぐるそうです。
目を10秒こすって手の温度を測ると…。
徐々に赤くなり、表面温度が上昇。
そして10分後、こする前と比べて1.0℃上昇。
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体を目覚めさせる方法は他にない?
松尾先生直伝。眠気を晴らすコツ。
一つ目は、目を上向きにする➡ミュラー筋が引っ張られる
二つ目は、歯をくいしばる➡交感神経を活発にする。歯根膜機械受容器を刺激
※視線を下にする➡ミュラー筋が縮む➡リラックス効果が得られる書店で呼んでいる時に便意を催すのは、下を向くことで全身が緩むため。

ということで・・・
なんで眠くなると目をこするのはなぜ?
全身を目覚めさせるスイッチがそこにあるから~
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