遮光器土偶の不思議
北東北を中心として遮光器土偶が多数出土している。
私にはなんともその形が可愛らしくかつ美しくもある。
これが縄文時代につくられたのだから驚きだ。
一般に女性を模し、繁殖や豊穣のシンボルとか、あるいはなにかの呪術、儀礼に使われていたと言われているが、どう見ても私には宇宙人がその時代に地球にいたのでは?と疑わずにはいられない。
あの時代に北東北から関東の方まで出土しているのだから、当時の人が歩いて移動するにもかなりの距離のはず。だがいたるところからでているのはなぜか? 不思議である。
そして、アラハバキ神としても有名なことから、縄文時代からなにか人智を超えた力を示して彼らを驚かせていたのかも知れない。あるいは支配していたのかも?
いまテレビCM(岩手)でアナウンサーが大岩の穴をくぐり、うまくくぐれると願いが叶うという岩手県東和町(現 花巻市)の丹内山神社はアラハバキ神を祀っている。
遮光器土偶はそもそも縄文時代晩期の集落遺跡として知られる青森県つがる市の亀ヶ岡遺跡で初めて土器が出土し、さらに明治19年(1886年)には土偶(人の形に作った土製品)が出土したことから始まるとされる。
そして、これらの土偶が北極圏地方の先住民イヌイットが使用する氷雪の反射光よけの遮光器(ゴーグル)に似ていることから、「遮光器土偶」と名づけられたという。
先日博物館で遮光器土偶の特別展が催されていたので見に行ったが、やはり素晴らしかった。
重要文化財級が沢山展示してあった。
実家の畑にも土器・石器が・・・。
さらに昔から私の実家の山からもいろいろな土器や鏃などがでたことからも土器類に関する思い入れが強くなったのであろう。
このように、よくわからない事が多いことから、オーパーツ(それらが発見された場所や時とはまったくそぐわないと考えられる物品を指す。)とも言われる遮光器土偶はなんとも魅力的で空想をかきたてられる存在である。
ではまた。