バイキングとビュッフェの違いは?
「スモーガス」は「パンとバター」の意味。
「ボード」は「テーブル」の意味。
オープンサンドをそれぞれで作って食べることが由来であるが、17世紀中ごろからは温製料理を提供されるようになり、現在のスタイルとなったという。
パーティーなどの宴席によく用いられ、客は並べられた皿から各自の好みで料理を取り分ける。
スモーガスボードは、1939年のニューヨーク万国博覧会のスウェーデンパビリオン内の「スリークラウンズ·レストラン」で提供されてから国際的になったようだ。
英語圏では、(特に北欧風に限らず)いわゆる食べ放題と同じ意味でも用いられる単語である。ウィキペディア参照
しかしチコちゃんは知っています…
バイキングは食べ放題、ビュッフェは立食という意味
食べ放題のことをバイキングとよぶが、これは日本で生まれた言葉。
バイキングの発祥は帝国ホテル。明治23年開業の日本を代表するホテルが発祥。
バイキングとは当時の社長犬丸徹三の指示によってできたレストランの名前。
新しいレストランに何をしたらお客さんが喜んでくれるだろうか? と考えていたところ、息子の一郎から留学先で食べたレストランのスタイルを聞きました。
北欧の伝統料理スモーガスボードという、大皿に盛られた料理から好きな物を好きなだけとって食べるスタイル。
当時の日本には知られていないスタイルだった。
それを後の日本フランス料理界の重鎮と言われた村上信夫が社長の命を受け、デンマークでスモーガスボードの研究を始めました。
そして、3人のデンマーク人スタッフを連れて日本の新しいレストランオープンにこぎつけました。
そこでレストランの名前を社内から募集したところ、偶然3人の社員から同じ名前があがりました。
たまたまホテルの近くの映画館で「ヴァイキング」という北欧の海賊を描いた映画が話題となっていた。
それがスモーガスボードのイメージに近かったことから、バイキングという名前になったという。
この画期的なスタイルはオープンと同時に話題を呼び連日行列が出来る大盛況。
このレストランの名前から食べ放題のことを「バイキング」に。
一方ビュッフェは?
もともとビュッフェは立って食べる。立食の形式だった。
フランス語で飾り棚ってゆう意味、飾り棚の上に料理を盛ってそれを取りに行って食べるということから、だんだんこれが立食スタイルとなった。
しかし、最終的には両方とも食べ放題といって一緒になってしまったという事らしい。
バイキングは食べ放題、ビュッフェは立食という意味
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