カレーが日本の国民食になったきっかけは・・・食品偽装事件だった
林先生、知ってますか?
日本人ひとりあたりが年間カレーを食べる回数
平均73回
まさに国民食
しかし・・・
カレーが日本の国民食になったきっかけは・・・
食品偽装事件
林先生 知ってた。
日本人にカレーが広まったのは・・・
元々カレーは軍隊の食事。
戦争から帰った人たちが、農村に帰って作り方を伝えた。
そこが国民食になった理由ですから。
ダメダメダメ。
食品偽装は関係ありません。ということは、林先生全然違うので、初耳学に認定です。
では、カレーを日本に広めた、食品偽装事件。
裏にモノ作りをめぐる日本人の思いが。
当時の日本では、昭和初期、カレーは高級料理の一つ。
めったに庶民の口には入らない・・・イギリスのC&B社の高級カレー粉が主に使われていた。
高額にもかかわらずC&B社カレー粉が圧倒的シェア。
もちろん国産カレー粉も販売していたが・・・
C&B社の2/3の価格でも国産カレー粉は売れませんでした。
1931年
ところがある事件が。初耳ポイント
密造団がC&B社の缶に安い国産のカレー粉を詰め販売。するという食品偽装事件が発覚。
C&B社のカレー粉は流通ストップ。この事態は思わぬ展開に。
コックたちが仕方なく国産のカレー粉で作ると・・・
あれ? 国産でも美味しい。
当時から日本の食品メーカー技術は非常に高くてC&B社のカレー粉を真似て作った、海外産と遜色のない味を。
つまり、偽装事件により、国産カレーが「安くて美味しい」と日本中に知れ渡ったのです。
手頃な値段で食べれるようになると、カレーライスは人気が爆発。
日本の国民食へと成長していったのです。
ということで、
カレーが国民食になったのは、食品偽装事件で、国産の品質が認められたため。
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