布置:コンステレーション
先日書いたシンクロニシティと関連の深い見方に、コンステレーションというのがあります。
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これは、
(英語のconstellationで星座という意味です)
ユング心理学においては「布置」とも呼び、大切な考えになっているようです。
たとえば、
「ひとつひとつの事柄がそれだけでは何の意味も関係もなしていないようであっても、あるとき、それらが一つのまとまりとして、全体的な意味を現してくる。
あるとき、突然それに気づくことができる。」
というものです。
夜空に輝く星たちも、それ自体は、星という意味しかないようでも、
それを全体として見た場合、「星座」という意味ある形を作り上げているわけです。
もしも大きな悩み苦しみに遭い、混乱したとき、その範疇にいると、そのことにしか意識が向かず、落ち込んだり、悩んだりするのが、あたりまえですが、その「苦しい事象」は、実は未来に向かっての、ひとつの事象でそれらが何度か起きた時に、はっと気づくもの。その時はわからない…。
後になって、振り返ってみると、「全体像」が見えてきて、そして、
「あー、あの時のあの経験は、自分の成長にとって必要で、大切なものだったんだー。」
と、気づかされるのです。
これも、なにか見えざるものの力が働いているのかもしれませんね?
いづれ目先の事象に迷わないことが大切です。人間万事塞翁が馬のごとく生きることでしょうか。
人生も長く?生きているとなるほどーと考えさせられることが沢山あります。
コンステレーションはいわゆる点が線になりその線が面となって意味を持った形となり気付かされるものですが、そこに常にアンテナをはっていないと見過ごしてしまっうものです。
そこで、運がわるかった。なぜこうなるのか? で終わらないよう、何見てもそこに実りというものを見出すことこそ重要ではないでしょうか?
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